こんにちは!MG研修事務局のマンサクです!
12月に入り、いよいよ2019年もラストスパート。
社長にとっては年末に向けて忙しい時期だと思います。
そのなかできっと気になっている人も少なくないのが「冬のボーナス」。
経団連の集計によると、今年のボーナス額の平均過去最高水準だそうです!
「冬のボーナス、2年連続過去最高 大手企業、平均96万円―経団連集計」
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019111400977&g=eco
社員にしてみれば嬉しいですが、経営者の立場からするとまとまった費用になるため悩ましい部分です。
ボーナスで社員に喜んでもらえるのは良いですが、せめて「給料」がどのように決まっているのかは知ってほしいところだと思います。
「売上から原価が引かれた”粗利”が実際の利益だから、3倍くらい売上がないと給料分が賄えないから!」
そんな風に誤解しているひとも少なくないのでは?
もしそうだとしたら恐ろしいですね。
給料の3倍の「売上」では全然足りません。
まず「人件費」は給料だけではありません。
福利厚生費、社会保険、交通費、教育費、通信費などがかかっています。
また、会社の中には直接利益を生み出す役割ではないひともたくさんいます。
カスタマーサポートや経理、事務など…
その他に会社に必要なものとして、家賃や事務用品費なども。
「お金を稼ぐ」役割の営業はその人たちの分も当然稼がなくてはいけません。
これだけ考えると、「自分の給料の3倍」でも足りないかもしれませんね。
・離職率が下がる
転職理由ランキングで必ずと言っていいほど上位にランクインするのが「給与に不満があるから」
自分の給料がどのようなプロセスを経て決定するか理解できれば給与への不満による離職は減るはずです。
参考記事:転職理由ランキング2018<総合> by転職サイトdoda(デューダ)
・仕事へのやる気が上がる
給料への納得感は、そのまま自分の仕事への納得感へつながります。
不満感がなくなれば、仕事のモチベーションにもつながります。
・会社の利益が上がる
「会社の利益=自分の給料」ということがわかれば、自分の給料を上げるためには「利益」を上げる必要があるとわかります。
そういった考え方をもった社員が増えれば、ポジティブに利益を追うことができるようになります。
特にSESや派遣社員、営業といった自分が稼いでいる数字が直接見える社員の方は「勘違い」から給料への余計な不満を持つことが少なくありません。
これは会社にとっても、本人にとっても、非常にもったいない「勘違い」です。
方法としてはいくつかあります。
1.社長自ら社員に研修を実施する
メリット
・社員のモチベーションアップにつながりやすい
・自ら想いを伝えることが出来る
デメリット
・研修の準備をしなくてはいけない
・社長自ら給料について話すこと、聞くことに抵抗感をもつ方もいる
2.幹部に研修を企画、実施してもらう
メリット
・幹部本人の勉強になる
・社長との間に幹部が入ることで納得感も出やすい
デメリット
・研修を任せることができる幹部がいないといけない
・クオリティの保証ができない
ボードゲームで行う、体験型幹部育成研修。
もともとは経営や会計に馴染みのない社員に、楽しみながら学んでもらうことを目的にソニーが40年以上前に開発した研修です。
多くの大手企業で導入されており、ソフトバンクの孫正義さんが絶賛していることでも知られています。
・孫正義社長とソフトバンク社員が“ゲーム”に熱中する理由(プレジデント・オンライン掲載記事)
MG研修受講後の感想として、以下のようなお声をいただくことが多くあります。
・自分がなにも知らないということに気づいた
・固定費ってバカにならない
・初めて社長の気持ちがわかった
MG研修ではご紹介したように、利益の構造について体験しながら学び、
かつ社長を疑似体験することで「人件費高いなあ」なんてことにも自ら気づきます。
自ら体験したことは深く記憶に残るため、100回言うよりも確実に社員の意識に浸透するはずです。
また、給料などについて教えるのであれば新入社員・若手研修での実施もおすすめしています。
若手のうちにこういった考え方を持つことができれば、本人にとっても会社にとっても一番良いタイミングであると思います。
新入社員研修専用ののMG研修もご用意しておりますので、気になる方はぜひ一度ご連絡ください!